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米ディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」の主人公となった熱帯魚「カクレクマノミ」を
大量に養殖する技術を開発した岡山理科大専門学校(岡山市)がこのほど、
養殖した幼魚300匹を“両親”の故郷、沖縄・石垣島の海に放流した。
学生らが9月上旬に石垣島で合宿。深さ約2メートルの海中で
共生関係にあるハタゴイソギンチャクの近くに、学生が自分たちで育てた幼魚を丁寧に放流した。
カクレクマノミは世界で乱獲が問題になり、同校は石垣島産の親魚からの養殖研究を進めた。
養殖カクレクマノミを大量に供給する例は世界的にも珍しいという。
同校アクアリウム学科では年に数回、沖縄県・石垣島周辺でサンゴの移植活動をしているが、
その際、カクレクマノミが年々減少していることに学生が気付き、
「養殖魚を大量に流通させ、乱獲を防ぎたい」と研究を続けてきた。
研究を始めた2年前には、卵から幼魚まで育つ生存率はわずか5%だったという。
しかし親魚の餌に必須脂肪酸を含ませるなどの工夫を重ね、今年4月には生存率95%を達成した。
現在は月産約3000匹だが、施設の増設が決定しており、月産1万匹まで増やす計画だ。
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